太る食べ物と太らない食べ物を一瞬で見分ける方法

世の中には太るかどうかを適切に表現できる指標がない

これを食べたら太りますか?

これを食べれば太りませんか?

この質問はダイエットコンサルティング中の方をはじめ、ダイエットや食生活に興味を持つ方からとても頻繁に質問を受けます。

なぜ、多くの人が聞くかというと、どの食べ物がどれだけ太るのか、もしくはどの食べ物を食べれば太らないのかが

一目でわかる尺度が世の中にないからです。

これを聞いて「えっ、それをカロリーって言うんでしょ!?」と思うかもしれませんが、実はカロリーを計算し始めると混乱するのです。

それぞれの野菜に対するカロリーを表示している画像

カロリーだけでは太るかどうかを判別できない理由なぜなら、糖質制限食は高カロリーでも太らないからです。一方、ラーメンやカレーライスのように高カロリーで太る食事もあります。

この違いはなんでしょう?

それは、インスリンが分泌されるかどうかで決まります。

インスリンは糖質が腸から吸収されて血糖値が上がると、それに応じて膵臓から分泌されます。

インスリンは糖を肝臓、筋肉に、そして脂肪組織に脂肪を取り込む働きがあるので、極端なことを言うと

インスリンが出ると太る

インスリンが出ないと太らない

ということになります。

では、インスリンがどれだけ出るかで太るかどうかが決まってくるんじゃないの?

と思うかもしれませんが、これがやっかいなことに、インスリンだけでも説明がつきません。

確かに、GI値というどれだけインスリンを上げるかという指標があるのですが、このGI値に頼っても間違いを冒すのです。

ここまで来ると、もはや意味不明だと思いますが、不思議なことに今でもカロリーが食事量を測る最適な尺度として用いられてきているので、本当に太るか太らないかを示す尺度が存在しなかったわけです。

それでは、なぜGI値だけでは説明がつかないのでしょう?

GI値を用いても太るかどうかを判別できない理由

確かにGI値だけでは

白米が84

玄米が56

と玄米を食べることで太りにくい食生活に工夫することができます。

では、次にラーメンとうどんを比較しましょう。

ラーメンのGI値は61で

うどんが80になります。

すると、GI値で比べると

うどんではなくラーメンを食べろ!

という結論になるのです。

でも、この結論を信じていいでしょうか?

ラーメンよりうどんのほうが太りやすいだなんておかしくありません?

一番太る食べ方、高脂肪食

高脂肪食をご存知でしょうか?

肥満や糖尿病研究の世界では、通常食と高脂肪食という食事のパターンがあって高脂肪食と通常食を食べたマウスを比べると、もちろん、高脂肪食を食べたマウスのほうが太るのです。

これは人においても同じ結果が得られています。

これをうどんとラーメンの話をマウスのエサの話に置き換えるとうどんは通常食で、ラーメンは高脂肪食です。

GI値だけで見ると、高脂肪食のラーメンのほうがヘルシーという結果になるのです。

ラーメンは大して太らないという誤った情報を信じ込む人が出てくる可能性があります。

カロリーの観点からみるとラーメンは太るのにGI値の観点からみるとラーメンは太らないという矛盾した結果につながります。

この矛盾を解消するような絶対的指標があるかというと、先にも述べたとおり存在しないのです。

しかしながら、従来の指標を使って、食べ物が太るか太らないかをある程度予想することはできます。

従来の指標を利用した太る食べ物の分け方

GI値とカロリーのレベルを一度に考えてみるとその食べ物が太るのか太らないかを見分けることができます。

試しに以下のようなチャートを作成してみました。

GI値もカロリーも低いものは太らない。

GIの高いものは、カロリー量によって気を付けたほうがいいかどうかが予想できてくるのです。

GI値もカロリーも高いものはもちろん太るということになります。

ここで要注意なのは、GI値が低く、カロリーが高い食事です。

糖質制限食とラーメンがこのカテゴリーに分類されるわけですが、糖質制限食は太りませんし、ラーメンは太ります。

この区別は糖質量が多いかどうかで決まってきます。

まとめ

カロリーとGI値は太る食べ物かどうかを表現するには不十分な指標ですが、それぞれを組み合わせることで太るかどうかを判別することができるようになるのです。

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